WSC#039
ベニダロウ店主
Benidarou Tensyu
[紅太楼]
【プロフィール】
べにだろうてんしゅ●1971年4月8日生まれ。大阪芸術大学の映像学科を卒業し、映像制作の仕事に従事。その後、1年ほどニートとして過ごしていた時期にゲームの『女神転生』シリーズにハマり、「メガテン(=女神転生シリーズの俗称)キャラをこの手で触れられるようにしたい!」という思いから、造形に対する知識がいっさいないままフィギュア製作に着手する。27歳のときに地元岡山から上京、習作フィギュアをいくつか作り重ねていくうちにワンフェス参加への思いが募り、'00年[夏]より“紅太楼”名義にてディーラー参加しはじめることに。その際会場に持ち込んだワンフェスデビュー作が『デビルサマナー』の葛葉キョウジ(メガテンと同じく金子一馬の手によるキャラクターデザイン)で、これをきっかけとし、以降は金子の描く男性キャラクターひと筋でフィギュア造形を続けていく。現在は模型ショップの店員を務め、塗料と工具に囲まれた造形環境的には恵まれた日々を過ごすも、専業原型師を目指すような思惑もないため、この先も当面のあいだは現状のスタイルを貫き通すことになりそうだ。
【ベニダロウ店主からのコメント】
自分の才能は埋もれていたところを『ワンダーショウケース』アーティスト選出スタッフたちによって発掘されたらしい。ライドウが選ばれたときは「ついに野郎フィギュアが『ワンダーショウケース』入りしたか!」と前人未踏の快挙感を感じたが、なぜ自分の作ったものがよりにもよって選ばれたのかいまでもわかりません。あの会場内にはもっとうまい人、すごい人がいるというのに、なんで自分のアレが選ばれなきゃならないのか? 愛と努力とド根性でやっとかたちになったような運任せのフィギュアしか作れていないと毎回反省しています。
自分はハッキリ言って「フィギュア作るよりゲームしたいんじゃー!!」なおっさんです。好きなゲームを1年かけてほぼ毎日ヤリ続けるほどゲームしたいので最近のディーラー参加は正直なところ、イヤイヤやっている感があります。それでもライドウを作ろうとしたときはかなりときめいていたと思います。もしかしたらゲーム発売に合わせて新作ライドウフィギュア出せるかも、と。結果的にゲームよりも自分のフィギュアのほうが先に発売されることになり、ワンフェス会場に見にいらっしゃった方々には「え、なんでこのフィギュアがもう出てるの!?」みたいな反応があっておもしろかったです。そういう快挙みたいなものを自分で感じ続けていられれば、いつかは、「ゲームしたい」という気持ちを「このキャラを手で触れる確かなかたちにしたいからどうしてもいまスグ作りたいんじゃー!」という思いのほうが上まわるときがやってくるかもしれません。先駆者の誉れ(?)にあこがれて、これからもひっそりやらせてもらいます。
そうそう、メガテンファンとして忘れちゃいけないあいさつを。ワタシハ ベニダロウテンシュ……コンゴトモ ヨロシク……。
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