■■■ Wonder Showcase
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『ワンダーショウケース』第17期プロデュースアーティスト
プロフィール&アーティストコメント
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WSC#040 はるき
Haruki
SEX MALE
BORN 1982.01.30
BELONGING TO
[Genocide Kitten]

【プロフィール】
はるき●1982年1月30日生まれ。中学生時代にアーケードゲーム『ヴァンパイアハンター』にショックを受けてゲーセンへ入り浸りの日々となり、「自分もゲームを作りたい!」と考え、イラスト、音楽、プログラム等、ゲーム制作へ通ずることすべてに手を出しはじめる(その流れでフィギュア造形にもチャレンジしたが、CG画等の魅力には勝てず一旦棚上げに)。美大入学後は漫画部へ所属、そのなかの有志が同人誌即売会へ参加していたためそこでフィギュアを造形して売ることを思い付き、エロゲーキャラをデフォルメしたガレージキットを製作/販売する。その後、WSC#006臼井政一郎の綾波レイ&惣流・アスカ・ラングレーに衝撃を受け、同作品がWSCプラス版レジンキャストキットとして販売された'02年[冬]のワンフェスへ一般入場者として初参加。その際、「メーカーの見本市かと思っていたワンフェスがじつは同人誌即売会以上に同人っぽいノリ」であることに好意を抱いてワンフェスへのディーラー参加を決意し、'02年[夏]から“Genocide Kitten”名義でディーラー活動をスタートさせる。
http://www.hekill.com/


【はるきからのコメント】
 最初に『ワンダーショウケース』選出のお話をいただいたとき、無職を狙った新手の詐欺かと思いました。どうもはじめまして、はるきです。
 メールは迷惑メールとしてゴミ箱に入っていましたし、あさの氏の電話はやたらとノリが軽いし、何より、これからとりあえず『ワンダーショウケース』を目指してがんばっていこうと思った矢先のお話でしたので、なんだかんだで大金を巻き上げられるに違いないと震えていたものです。
 で、お会いしてみるとなんだか本物らしい。うれしい反面、ちょっと当惑もしました……生まれて初めてスカートを作ったような若輩者が居ていい場所なのか……と。でも、選出理由を聞いてみると「あんまりにも好き勝手だったから」みたいなお話だったので、海洋堂って割と適当だなあーと思うと同時に納得できました。
 ガン消しくらいしか立体物を見たことがなかった自分がガレージキットを初めて見たのは、中学生のころです。カプコンの『ヴァンパイアハンター』という格闘ゲームにひどく没頭しており、ヴァンパイアと名が付くものならなんでも買い漁っていたときのことで、カプコンの元絵を使いまわしたようなグッズを死にもの狂いで集めていました。ガレージキットに遭遇して最初に思ったのは「誰がこんなものを買うんだろう?」でしたね。色も塗られていませんし、値段も高いし、カプコンの元絵を立体化したものでもなかったですから……。
 買いましたが。
 絵で見る解像度以上の密度とおもしろ味がある立体のキャラクターグッズを見たのはそれが初めてでしたし、何より、こんなヴァンパイア狂いですら買うのをためらうようなものを完璧以上に作り上げるという頭の悪さに感動したのです。
 そんな作品がごろごろしているワンフェスを知ったときは、本当に胸が高鳴りました。そして、僕もいつか、この大人気ないイベントで命がけで馬鹿をやりたいなあと思い、参加を決めました。
 そんな僕の趣味の悪いお人形、皆さんの目にはどう映るのでしょうね。僕の大好きな、清楚で、可憐で、潔癖で残酷な女の子がひしめいている素敵な趣味のゲームと出会ったので、その感動を詰め込みました。
 お母さんに「見ちゃいけません!」と目を覆われるような、そんな印象でしたら幸いです。それではごきげんよう。

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WSC#041 脇田耕二
Kouji WAKITA
SEX MALE
BORN 1974.01.20
BELONGING TO
[
カノン]

【プロフィール】
わきたこうじ●1974年1月20日生まれ。'80sリアルロボットアニメブーム直撃世代として小学5年生まではガンプラ製作に勤しむも、強大な権限を持つ兄に「そんなものは卒業してギターをやれ!」と命じられ、バンドを組みハードロック漬けの日々に転身。が、20歳ごろにバンドメンバー間で再放送のガンダムが盛り上がり、メンバーから『ホビージャパン』を教えられガレージキットの存在を知る。その後、となり町にガレージキットショップがオープン、固定ポーズロボットの魅力にハマり、25歳ぐらいまでは市販ガレージキット製作三昧の日々を堪能。そして'99年[冬]のワンフェスに一般入場者として来場した際、お世辞にも上手とは言えないアマチュアが大量にディーラー参加している事実を知り、「だったら自分も参加しよう」と決意する。ディーラーとしてのワンフェス初参加は'00年[冬]、“揚げたてトンカツズ”名義にて。'02年[冬]からはディーラー名を“カノン”に変更、とくに専業原型師になることを夢見るわけでもなく、本業を堅実にこなしつつ原型製作の魅力に取り憑かれた日々を送る。
http://cannon.blog.bai.ne.jp/


【脇田耕二からのコメント】
 カノンキットのテーマは「設定画より原画」「エンジンON」「有機質」。戦ってるその躍動感のある姿を荒々しく立体化。こんな感じですかね。メカ造形の定説(?)や基本セオリーからは随分ズレている、もしくは正反対。なかでもいちばんのこだわりは荒々しく。シンメトリーみたいなのが受けるジャンルですが、ボクは作れませんし作りません。
 だから人気薄なんですがね(汗)。
 毎回売れないキットをなぜ作り続けているのか? 正直自分でもよく分からないんです。当初は「アマがプロを抜くのだ、そしてひれ伏せろ」とか、バカな野望もありました。
 が、しかしそんなことはすぐにどうでもよくなりました。目標・憧れの原型師がいるわけでもなく、プロになりたいわけでもなく、かといって最新アニメ・ゲームが好きなわけでもなく。
 で、そんなボクに突然の選出連絡です。少し不思議です、いや当然かな(笑)。前回のワンフェスで何か悟ったんですよね、何かはよく分かりませんが。自身の最高傑作グライムカイザルが不評に終わり、いままでならハラワタ煮えくり返り、「もう辞めじゃ、購入者以外全員○ね!」なのに、前回終了時はなぜか心穏やか。即「次回もやってみようか」と思えたんですよね。カイザルの出来に満足してたのか?
 そんなときに選出の連絡をもらったのでうれしかったですね。観てくれている人が「もうひとり」居てくれてたんだなと。「造形だけでなく、向かい合う精神まで見通されてたのか?」と思うぐらいです。「やっと大人になったね、ご褒美あげよう」みたいな感じでね(笑)。
 もしWSC選出を願う人がコレを読んでいるなら、ひとつ言わせて下さい。WSCのテーマを熟知して造形に挑めば必ず選ばれます。時期の早い遅いはありますが。カノンの下手キットでも選ばれたんですから。腕じゃなく、その心です! ボクは心だけは自信ありますからね、7年掛かりましたが(笑)。
 内田 匠さん、いつもキレイな塗装ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

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WSC#042 間崎祐介
Yusuke MASAKI
SEX MALE
BORN 1981.04.09
BELONGING TO
[桜前線]

【プロフィール】
まさきゆうすけ●1981年4月9日生まれ。オタク趣味には興味がないまま、高校の美術科で彫刻とデザインを学び、美大でインダストリアルデザインを専攻。が、インダストリアルデザインに対し閉塞感を覚えはじめた時期に「モノ作り系職業としてのフィギュア造形」に興味を抱き、フィギュア製品を扱う某メーカーの工房に出入りしはじめる(アマチュアとしての経験を一切持たぬまま、いきなり商業原型をいくつか担当する)。美大卒業時にはデザイン系の仕事で内定を取り付けていたもののそれを蹴ってフリーランス原型師の道を選択、ガチャポン原型などの「名前が出ない仕事」を生業としはじめることに。ワンフェス初参加は'06年[冬]、“TSURUYA☆PLUS”名義にて。この際、創作系美少女フィギュアを10数個持ち込むが苦戦、「PVC製品の原型を手掛けているのに10個程度を売るのにこんなに苦労するなんて」という屈辱感を味わう。'06年12月に“桜前線”の「ひろし」と知り合い意気投合、'07年[夏]のワンフェス終了後から桜前線名義での活動をスタートさせた。
http://sakuzensen.web.fc2.com/


【間崎祐介からのコメント】
 自分がまさか『ワンダーショウケース(以下WSC)』に選出されるとは思いもよりませんでした。WSCは作家性や個性の豊かな作品が選ばれるものだと思っていましたので。自分は「作家」とも「アーティスト」とも思ったことはありませんし、イベント活動自体も商業活動があってのことです。そんな自分がこのWSCに選出されることは果たしてレーベル的に大丈夫なのかと勝手に心配しています。ただ今回の選出は自分自身ではなく、作品の“ローゼンメイデン シリーズ”に与えられたものなんだろうと思いましたが。
 自分は商業でカプセルやトレーディングといったちいさいサイズを主に製作していました(大きいサイズも手掛けていましたが)。そこで培った経験をガレージキットで生かせないかと思い今回のモチーフを選択しました。
 製作で心掛けていることはモチーフにする作品の雰囲気を大事にしています。少しでもキャラクターの魅力を表現できたらと思い日々精進していますが、いつまでたっても納得いくものにできずにいます。たぶんずっと悩み続けるところだと。今回の作品で少しでもRozen Maidenの世界観や個性豊かな7体のキャラたちの魅力が少しでも伝わったのであればうれしい限りですが……原作のキャラたちは自分が製作したものよりもっともっと素敵で可愛いくて魅力的で、自分の力不足をひしひしと感じています。
 そして塗装をしていただいた「あらくま氏」には感謝の言葉もありません。氏の力添えがなければ今回の選出もなかったことだと思います。
 これをスタートとして精一杯がんばりたいと思いますので、“桜前線”をよろしくお願いします。


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